季節のしきたりと日本の心

如月(きさらぎ・二月)

他の月のしきたり、行事を見る >> 一月 二月 三月 四月 五月 六月 七月 八月 九月 十月 十一月 十二月

節分

立春の前日。
毎年二月三日か四日ごろ。
冬から春へと季節の移り変わる時、寺や神社で悪魔と一緒に自分の心の悪い癖を追い払い、春を迎えるという追儺が行われます。
年の数だけ豆を食べるのは、五穀にも霊が宿ると信じられていたため、その力で心身の悪霊を払おうと考えたからです。

鬼やらいのおまじない
鬼が嫌がるとされている柊の枝に鰯の頭を刺して、門口に釘で打つという平安時代からの風習です。
ここから下記のような諺が生まれました。
鰯の頭も信心から
鰯の頭のようなつまらない物でも、進行すれば非常に尊い物に見えるという事。

針供養

二月八日。
一年お世話になった針を、コンニャクやお豆腐、お餅に刺して「ご苦労さま」と感謝して、木(できれば蘇鉄)の根元に埋めます。
なぜ、豆腐やこんにゃくなどに刺すのかというと、柔らかいもので針に楽をさせ、今までの針の労に感謝するという意味があるからです。
一般的に針供養は、和歌山市の淡島神社が頗梨采女という女房神で有名です。

紀元節

二月十一日。
建国神話について戦後、いろいろな論議がありましたが、昭和四十二年に「建国記念の日」として祝日になりました。

今日は何の日?

一日 テレビ放送記念日
三日頃(節分) のり巻きの日
六日 海苔の日
七日 北方領土の日
九日 ふぐの日
    服の日
    福の日
十日 ニットの日
    ふきのとうの日
十二日 ブラジャーの日
十三日 苗字の日
十四日 ネクタイデー
      チョコレートの日
二十日 歌舞伎の日
      アレルギーの日
二十二日 猫の日
        世界友情の日
二十三日 皇太子誕生日
二十八日 ビスケットの日

二月の花

梅・水仙・蕗の薹(ふきのとう)・椿・柳・葉牡丹・木瓜(ぼけ)

二月の野菜

大根・山葵(わさび)・春菊・京菜・葱

二月の魚介

鰤(ぶり)・蛸(たこ)・蛤(はまぐり)

二月の果実

蜜柑(みかん)・金柑(きんかん)・ネーブル

▲ ページ上部へ戻る