ふぐの種類
ふぐには沢山の種類がありますが、食用となるのは、「トラフグ」「マフグ」「シマフグ」「ショウサイフグ」などの数種類です。
板前料理の前田では、ふぐの中でも最も味が良いとされている活トラフグの天然物のみを使用しております。
ふぐに含まれる主な成分とその効能
ふぐは、淡白な白身魚ですが、グルタミン酸やイノシン酸、タウリンなどの旨味成分が豊富に含まれているため、他にはない絶妙な味わいがあります。
コラーゲン
老化 毛髪(抜け毛、薄毛など) 目疲れ 美肌 美肌
タウリン
肝臓 高血圧 コレステロール抑制 血液サラサラ 動脈硬化 肉体疲労 眼精疲労
たんぱく質
免疫力強化 筋肉疲労 筋肉痛 筋肉 筋力強化 骨粗しょう症 毛髪(抜け毛、
薄毛など)
ナイアシン
肝臓病 血行促進 精神安定 糖尿病 脳 二日酔い 不眠症 毛髪(抜け毛、
薄毛など) 美肌
ビタミンB6
花粉症 抗酸化作用 口内炎 神経過敏 ストレス解消 精神安定 糖尿病
粘膜強化 脳 美肌 貧血 免疫力アップ 毛髪(抜け毛、薄毛など) 血液サラサラ
ふぐの毒
ふぐの毒はテトロドトキシンと言い、青酸カリの約千倍の威力を持つ猛毒です。
にもかかわらず「冬の風物詩」とまで言われ、日本人に愛され続けてきた不思議な魚でもあります。
ふぐの毒が、どうしてできるかについて明確な結論はでていませんが、生来のふぐは無毒で、環境要因により有毒化すると言われています。
ふぐが膨らむ理由とは
ふぐというと、風船のように膨らんだ姿を思い浮かべる人が多いはず。
ふぐは危険が迫ると胃の一部にある特別な袋に空気中では空気を、水中では水を吸い込んで膨らみます。
ふぐがなぜ膨らむのか、明確な理由は分かっていませんが、大きくなることで相手を威嚇したり、敵の口の中に入れない程大きくなって身を守るためだと言われています。
ふぐの白子
ふぐの中でも、トラフグの白子は「白いダイヤ」と呼ばれ、他のどの食べ物とも異なった、その味と食感は、古くから多くの美食家たちを「とりこ」にしてきました。
白子は季節物でだいたい12月ぐらいから4月ぐらいの間しか捕れません。
生白子、焼き白子が主なメニューですが、大変栄養価が高く、「類を持って類を補う」の喩え通り、滋養強壮に最適です。