私達の血管は、脂質やコレステロールといった異物によって日々傷付けられています。
その傷を修復するためにできるのが血栓という血液の固まりですが、脳や心臓で大きな血栓が生じると、血流が滞り、細胞が壊死して脳梗塞や心筋梗塞が発生します。
厚生労働省の調査によれば、冬季には毎日400人以上もの人が突然の発作で倒れているそうで、実際に救急搬送された患者さんに話を聞くと「前日までふつうに生活していた」という方がほとんどです。
前触れとなる自覚症状がないからこそ、毎日の予防が大切!
血管のつまりを予防するための生活習慣を、できることから始めてみて下さい。
まずは、血管のつまりをチェックしてみましょう。
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40歳以上だ |
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太っている、太り気味 |
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血圧や血糖値が高め |
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インスタント食品やコンビニ弁当をよく 利用する |
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中性脂肪やコレステロール値が高め |
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頭痛や肩こり、関節痛がある |
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運動不足だと感じる |
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階段を上ると息切れがする |
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イライラしやすい、ストレスがある |
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塩辛いもの、濃い目の味付けが好き |
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睡眠不足、または疲れが溜まっている |
3つ以上当てはまる方は危険度大!
1日に何キロも走ったり、肉を食べないなどの極端な事をする必要はありませんが、毎日の生活習慣に血管掃除のためのちょっとした健康法を取り入れて見ましょう。
人の血液の60%は水分。
血液をサラサラに保つには、適度な水分補給を心掛けましょう。
日中は1時間おきにコップ半分(約100ml)の水を飲む、ちびちび飲みがオススメ!
睡眠中は呼吸や発刊で大量の水分が失われやすいので、就寝前後にはコップ1杯(約200ml)の水を飲みましょう。
ただし、コーヒーや緑茶には利尿作用があるので要注意。
右図の方法を利用すれば、塩素のにおいや有害物質をある程度除ける上、木炭のミネラルが溶け出してまろやかな美味しい水になります。
腸に便を溜め込んでいると、そこから出た毒素が血液を汚すため、腸を綺麗にする事は血管掃除に欠かせません。
大きな声で笑うと、横隔膜の上下運動と腹圧の増減によって内臓が刺激され、小腸や大腸の蠕動運動が活性化し通弁が促されるだけでなく、血流も促進させてくれます。
大きな声で笑ったり楽しい事をするだけで、心ならず血管まで健康になるのです。
糖尿病になると、過剰な糖によって血管壁のコラーゲンが糖化し、全身の血管が硬く脆く、つまりやすくなってしまいます。
目の網膜の毛細血管がつまれば失明するケースも。
糖尿病を予防するためには、早食いを避け、血糖値の急上昇を抑える事が重要ですが、時間の感覚は人によって違うもの。
自分では時間をかけて食べていたつもりが、実は早食いだったというケースもあります。
まずは、食事にかかる時間を計ってみましょう。
20分以上なら合格!
よく噛んでゆっくり食べる事が大切です。
米・パン・うどんなど、色の白い主食は糖質を多く含むため食後の血糖値を急激に上げ、血管に大きな負担を与えます。
更に、肝臓で処理し切れない過剰な糖質は中性脂肪に変わり、血液をドロドロにする元凶に!
主食を、食後の血糖値の上昇が緩やかになる、そばや玄米といった黒い主食に置き換えてみましょう。
1週間ほど続けると驚くほど体調に変化の出る方も多いはずです。
酵素は、腸内での消化吸収を助けたり、血栓を溶かして血液をサラサラにする効果があります。
酵素を毎日摂り続ければ腸内環境が改善されるだけでなく、脳梗塞や心筋梗塞といった血液の汚れが引き起こす病気まで予防できます。
特に、日本古来の発酵食品である味噌や糠漬け、納豆は、発酵の過程で酵素の含有量がグンと増え、あらかじめタンパク質も分解されているために消化が良いときています。
これらの食品の何れかは毎日摂りたいところです。
味噌などの発酵食品に含まれる酵素が血管掃除をするのと同じ様に、野菜に含まれる酵素を利用する方法です。
手順は簡単。
生の野菜や果物をすりおろすだけ。
植物の酵素は細胞の中にあるため、その細胞を壊して外に出すことが必要なのです。
しかし、ミキサーの様に高速回転する機械は酵素をだめにしてしまうため、手作業がポイント!
キュウリやニンジンはすりおろして少量のオリーブオイルと塩と酢を混ぜれば美味しいドレッシングに、おろしリンゴをデザートにするのもオススメです。
血管掃除の上で食品添加物や農薬の存在も忘れてはいけません。
人体にとって完全に異物な食品添加物や農薬が体内に入ると、本来なら血管のつまりを掃除してみずみずしく保ち、血液をサラサラにしてくれるはずの酵素が、これらの排除・排泄を優先してしまうため、血管掃除が後回しになってしまいます。
野菜や果物は、毒素吸着効果のある重曹を小さじ2程度入れたボウルに水を入れ、20秒程ひたした後に流水ですすげば、残留農薬を低下させる事ができます。(右図参照)
加工食品は、食品添加物が多く入っている事が多いため、これらの摂取も避けましょう。
散歩など軽い有酸素運動は動脈を軟らかくし、血流の改善に一役買います。
更に、お腹をへこませるつもりで全ての息を口からゆっくり吹き出す「ふ〜」と、ゆっくり鼻から吸う「す〜」の腹式呼吸をしながら散歩すると効果抜群です。
ジョギングや水泳などの激しい運動は、酵素を消費するので注意が必要です。
奥深い山奥に自生する野草は、昔から生薬・民間薬としても重宝され、例えば、ドクダミは動脈硬化や高血圧の予防に、オトギリソウは血管のつまりの予防にと利用されてきた歴史があります。
これら血液サラサラ野草を毎日摂れば、ボロボロぼ血管とは無縁でいられることでしょう。
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