お中元とお歳暮の贈り方

日頃からお世話になっている相手に、お礼の意味も含めて贈る物がお中元とお歳暮。家族構成などを考慮して選ぶと良いでしょう。

お中元とお歳暮について

お中元やお歳暮は、両親や親戚、仲人、恩師、仕事の取引先や上司、習い事の先生など、日頃お世話になった相手に感謝の気持ちを込めて贈る物です。
ただし、学校の先生、病院の先生などに贈る場合、規定によって受け取りを禁止されていることがあるので、あらかじめ確認しておいた方が良いでしょう。

お中元とお歳暮を贈る時期

贈る時期としては、お中元なら7月初め〜15日頃(関西では8月15日過ぎまで)、お歳暮なら12月初め〜20日頃が適当とされています。
お中元とお歳暮では、お歳暮の方が重要な意味を持つので、どちらかだけ贈る場合にはお歳暮にします。

お中元とお歳暮の渡し方

相手のお宅を訪問して直接手渡すのが正式ですが、デパートなどからの配送や宅配便などで送ってもかまいません。
その際は、必ず手紙で挨拶状を別に送ります。
いきなり品物だけを送るのはタブーです。

贈る時期が遅れてしまったら?

お中元は7月15日以降ならば「暑中御見舞」、目上の人なら「暑中御伺」として贈りましょう。
立秋を過ぎていたら「残暑御見舞」「残暑御伺」として贈ります。
お歳暮はお正月に食べていただきたい物なら30日まで大丈夫ですが、年内に届けられなければ、年明けから1月7日までに「御年賀」として贈りましょう。

贈答をやめたい時は?

お世話になった方に、お中元やお歳暮を毎年贈るのは当たり前のこと。
でも、おつきあいが疎遠になってきたのに贈るのは、贈られる人も気兼ねしてしまいますので、思い切ってやり取りを止めてしまってもかまいません。
仲人など、一度きりのおつきあいの場合は、3年、7年など区切りの良い時期に止める事が多いとか。

挨拶状の書き方

お中元やお歳暮は相手の自宅などに直接持参するのが正式。
現代では、宅配を利用することが多いですが、挨拶なしで品物を送りつけるのはとても失礼です。
宅配便などで送る時は、品物が届く前に「お中元のおしるしに○○をお送りいたしました。」などと書いた挨拶状を送りましょう。

お中元やお歳暮に適した品

コーヒー、日本茶、紅茶などのお茶類
コーヒーやお茶は、家庭でも会社でも喜ばれます。

ビール、ワインなどの酒類
お酒を飲むことが分かっていれば、喜ばれる商品。
ビールはお中元に人気。

商品券、ギフト券
かさばらず、好きなときに換えられるので人気。
ただ味気ない印象もあるので、目上の人にはちょっとしたお菓子などを添えて。

カタログギフト
数種類の中から好きなものを選べるので、相手も楽しめる贈り物です。

産地直送品など
住んでいる場所の特産品などは特に喜ばれます。
生鮮食品は賞味期限に気をつけること。

調味料など
日用品の好みが分からない場合やちょっとした挨拶には、サラダ油、醤油など、どの家庭でも必ず使うものを。

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