あなたも隠れ偏平足かも?今すぐチェックしてみよう!

□ 歩くとすぐに疲れる
□ ヒールのある靴をよく履く
□ 親指の側面や人差し指、中指の付け根にタコがある
□ どちらかというと体重が重め
□ 靴のかかとの内側が減る
□ 足の横幅が広がった気がする
□ 真っ直ぐに立った時の左右の肩の高さが違う

足には26本の骨と33の間接があり、それらは100以上の靭帯で繋がれています。
手足の筋肉は、とても複雑に入り組んでいて、手の筋肉が正確かつ複雑な動きに適しているのに対し、足の筋肉が適しているのは、体重を支える事に限られているのです。

縦アーチの崩れが偏平足を引き起こす

そもそも、年齢と共に偏平足になりやすいのはなぜでしょうか?
鍵は、足の骨と筋肉にあります。
私たちの体重を支えているのは、足の親指・小指・かかとの3点。
カメラの三脚を想像してもらうと良いでしょう。
さらに立体的に見ると、三角形の2辺をなす2本の縦アーチと1本の横アーチがあり、健康的な足はこれらのアーチが引き上げられてドームのような形になっています。
ところが、加齢や運動不足で内側の縦アーチの頂点にある舟状骨を引き上げている後頚骨筋が衰えると、土踏まずがベタッと落ちた、いわゆる偏平足になるのです。
一方、横アーチは、中足骨という足の付け根の5本の骨が靭帯によって束ねられてできたもの。
加齢や運動不足で靭帯が弾力を失って伸びると、横アーチが崩れた「開張足」になりやすくなります。
最近、靴がきつい、足の幅が広がったようだという場合は、開張足になっているかもしれません。

偏平足の予防法

すでに偏平足になってしまった場合、落ちた土踏まずを持ち上げることはできませんが、症状を進ませないことは大事です。
まず、足に合った靴を選ぶこと。
オーダーメイドが望ましいのですが、無理ならインソールだけでも自分の足に合ったものを作り、歩く時に使いましょう。
合わない靴で歩く事は、体に悪影響を及ぼします。
おしゃれ靴と歩く靴は分けて考えるべきです。
自分の足に合った靴で、1日1万歩を歩く。
後脛骨筋を鍛え、縦アーチをしっかりキープする為には、足を外に開いて戻す運動が効果的。
また、足の指を動かして指の付け根の筋肉を鍛えるのは、横アーチを保つ効果もあります。
背筋を伸ばすというよりも、むしろ足を意識してきちんと立つ事。
足の裏の感覚を取り戻してくると、足首から腰にかけての骨の位置が真っ直ぐになってきます。
膝痛や腰痛、外反母趾や巻き爪予防の為にも、ぜひ取り入れてみてください。

ウォーキング

1日1万歩を目指して歩きましょう!
縦アーチを引き上げる後脛骨筋を鍛えることができます。
エスカレーターを使わず、階段を上るなど、ちょっとした努力も大切です。

タオルギャザーリング

足指を閉じたり開いたり、曲げたり伸ばしたりしてタオルを手繰り寄せる「タオルギャザーリング」を1日10回行いましょう。
指先だけでなく足裏全体を使用する事が重要。
偏平足、開張足の予防に効果的です。
手指と同じように足指も動かしましょう。

横アーチを保つ運動@

足指でグー・パー。
手のグーと同様、足指も付け根の骨が浮き出るくらい力を入れます。
できない人は手を添えてもOK。
お風呂上りに10セット行いましょう。

横アーチを保つ運動A

両足の内側の縦アーチを起こすように、足の外側に重心を置き、小指とかかとで体重を支える後脛骨筋のトレーニングです。
1日20回3セット行ってください。

フットケアに関するセミナー  トップページへ戻る

アダージョの会 参加者募集中!

板前料理まえ田では、暮らしの彩りを題材とした様々なセミナーを行っております。
約3ヶ月に1度、1年間で3〜4回程度の定期講座です。
お申し込み・お問い合わせは 0544-26-0062(板前料理 まえ田) まで。
お気軽にお電話ください♪